約 3,642,939 件
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/258.html
「ゆっくりしていってね!!!」 目の前にゆっくりの一家がいた。 ゆっくり。 人語を解するが知能の低い、生きる饅頭。 その餡子は甘く、非常に美味であることから老若男女に人気のある食べ物だ。 しかし、畑を荒らすこともあり農業を営む者からは疎まれている存在である。 また、家に不法進入をしてきたり、その大きな声による騒音被害もあることから人間の里では害獣に指定されている。 「ゆ?ゆっくりしていってね!!!」 俺が何も返事をしないことを不思議がったのか、同じセリフを繰り返すゆっくり達。 大きいゆっくり霊夢が一匹と、小さなゆっくり霊夢が4匹。 大きいものはバスケットボールほど、小さいものはソフトボールくらいであった。 片親のようだ。 「君達は家族かい?お母さんは大きいれいむだけ?」 「ゆ!みんなれいむのあかちゃんだよ!!すごくゆっくりしたいい子達だよ!」 大きな霊夢、親れいむの話では、交尾した後すぐにもう1匹の親のゆっくり魔理沙は出ていったという。 自身と同じゆっくり魔理沙が生まれなかったためらしい。 なんというやり逃げ。 「れいむたちはゆっくりするよ!おにいさんもゆっくりしていってね!!」 俺が何も食べ物を恵んでやらなかったせいだろうか、興味を失った親れいむは野原でゆっくりし始めた。 俺もゆっくり霊夢なぞに興味はない。 ヘタに関わって付きまとわれたくないので家に帰ろう、と思った矢先、いいことを思いついた。 「なあお前ら、俺の家はここよりもっとゆっくりできるぞ。こないか?」 そして今、俺の家にはゆっくり一家がいる。 「ゆゆ!おにいさん早く食べ物を出してね!こどもたちがお腹すいてるよ!」 「ゆー!おにいさんはやくゆっくちさせてね!!」 「ゆっくち!ゆっくち!!」 当然、ゆっくりさせる気など毛頭ない。 俺は子れいむを2匹ずつペアにして、少し離したところに移動させた。 「ゆ?れいむの子供になにをするの?」 取り残された親れいむが不思議そうな顔をする。 もう用済みだから殺してもいいのだが、特に悪さもしていないゆっくりだったので生かしてあげよう。 それが生き地獄だとしても。 「お母さんれいむはどっちかの子供のほうに移動してね」 「どうしてなの?みんな一緒でゆっくりしたいよ!!」 「ご飯の前にはお風呂に入らないと。一度に5匹は大変だから2回に分けようと思ってね。先に入るほうと後に入るほうでわかれてね」 「ゆ!おふろ!れいむさきにはいりたい!!!」 「ずるい!れいむがさきだよ!!」 「おにいさんれいむたちをさきにして!!」 「そんなわけだから、お母さんれいむ、どっちかに移動してね」 そういうと、親れいむは特に不審に思うこともなく比較的近くだった子れいむの班へと移動した。 これが向こうの子れいむ達との今生のお別れだとも知らずに。 「よーし、じゃあお母さんがいなくても大丈夫なこっちのれいむたちからお風呂だよ!」 親れいむがいないことで少し不満がっていたので、おだててあげる。 単純な頭なのですぐにきゃっきゃと喜び始めた。 軽い体を持ち上げて、俺は奥へと歩きだす。 「わあ!おそらをとんでいるみたい!!!」 「すごくたかいよ!!」 もう生涯見ることのない外の世界を楽しんでいるようだった。 「じゃあここで永遠にゆっくりしていってね」 ここはお風呂場ではなく、台所。 そこに置いてあった鉄の箱に2匹の子れいむを投げ入れた。 「ゆ?おふろは?」 「ここはゆっくちできないよ!」 2匹の子れいむを入れてもあと5匹は入れるくらいスペースが余っていたので、あまり緊迫感がないようだ。 透明な箱ではないので、閉めると中の様子が見えないのだが、今回は好都合だ。 俺は子れいむ達の質問を無視して蓋を閉めた。 中から「ゆっくりあけて!」だの「暗くてゆっくりできない」といったことがかすかに聞こえるくらいだ。 鉄製だけあって、蓋を閉めるとあまり声は届かないみたいだ 俺は居間に戻り、残りの3匹達をさっきの2匹とは別のところに持っていく。 「ゆ?お兄さんここは何?」 「ここはお兄さんの家のお庭だよ」 つれてきたのは中庭。 塀で囲まれており、家の中からじゃないと入ることができない庭だ。 夏まっさかりの今日、中庭は背の高くなった雑草が生い茂りジャングルのようになっている。 「じゃあここで死ぬまでゆっくりしていってね」 ぽーん、と中庭に3匹のゆっくりを投げ込む。 「ゆ!?お兄さんお風呂はどうしたの!?こんなところじゃゆっくりできないよ!!」 「いちゃい!!ゆっくちさせて!!」 「ゆぅうう・・」 着地に失敗した子れいむ2匹が涙目になっていた。 「お風呂はないよ。君達はここで永遠にゆっくりするんだよ」 親れいむが俺に体当たりをしてきたので、全力で蹴り返す。 餡子を撒き散らしながら塀にたたきつけられ、そのまま動かなくなった。 「あら、死んじゃった?まあゆっくりしてけよ」 中庭唯一の入り口を閉じ、俺はその場を後にした。 夕方。 晩御飯の支度を終えた俺の足元には、先ほど子れいむ2匹をつめこんだ鉄の箱がある。 いよいよこれの出番がやってくる。 これは一言で言うなら、ゆっくりコンポストだ。 使用方法はとても簡単。 調理を終えた流し台の三角コーナーには、野菜のいらない部分や割れた卵などが入っている。 これを箱の中にいる子れいむ達に食べて処分してもらおうというものだ。 蓋を開けるとノンキに眠っている子れいむ達がいた。 「れいむ、ご飯を用意したよー!」 ご飯、その単語にピクリと反応し、すぐに目を覚ます子れいむ。 「ゆ!おにいさんはやくここからだしてね!ごはんもだしてね!!」 「おかあさんはどこなの!?はやくあわせてね!!」 お怒りのようだ。 しかし俺はこんなコンポスト達の相手をしているほどヒマではない。 子れいむに振り掛けるように生ゴミを入れた。 「それが君達のご飯だよ。これからずっとだよ。ちゃんと処分してね」 生ゴミにびっくりして何も喋らなかったのでそのまま蓋を閉めた。 ゆーとかやーとか騒いでいるが、さすが鉄製の箱だけあって3メートルも離れたら何も聞こえなくなった。 次の日、朝ごはんの用意で出た生ゴミを捨てようと蓋を開けると、昨日のままの生ゴミがそこにあった。 「ゆ!おにいさんれいむたちこんなのたべられないよ!!はやくだしt」 言い終わらないうちに生ゴミを捨て、蓋を閉める。 働かないコンポストの相手なんてしないものだ。 中庭に回ると、入り口の目の前で3匹が眠っていた。 親れいむは顔がぐちゃぐちゃに歪み、皮はずたぼろ、ところどころ餡子が飛び出しているが生きてはいるようだ。 こいつらは放っておけば勝手に働くだろうから、俺は放置して外に遊びに出かけた。 帰宅する頃にはもう夕方になっていた。 急いで夕飯の用意をし、生ゴミを捨てるためにコンポストの蓋を開ける。 すると、そこには子れいむ2匹の姿以外、特に何も無かった。 昨日と今朝の生ゴミは綺麗サッパリ消えていた。 さすがに育ち盛りの子れいむ達は、食欲に勝てなかったのだろう。 それに生ゴミと言っても、調理後すぐのものであったから腐ってはいなかったはずだ。 「よお、結局食べたんだな。おかわりを用意してやったぞ」 また振り返るように生ゴミをぶちまけ、四の五の言う前に蓋を閉めた。 ちらっと見た感じ、2匹はぼろぼろと泣いていた様子だった。 いきなり閉じ込められてゴミを食べさせられるのだから、その心境は分からないでもない。 どこからか、家に体当たりをするような音が一晩中聞こえていたが、俺はぐっすりと眠ることができた。 「おはよう。ゆっくりしているかい」 朝一番に中庭を訪れると、小さいながらもぷくっと膨れて威嚇する2匹の子れいむと、汚らしい皮の親れいむが待っていた。 「ゆ!おにいさんはやくここからだしてね!!れいむおなかすいたよ!!」 「おにいさんはゆっくりできないひとだよ!!ゆっくりしね!!」 「ぼべべびゅびゅっぼぼぼ!!!」 餡子を撒き散らしながら話す親れいむの言葉は理解できなかったが、とりあえず怒っているということだけは分かった。 子れいむを手にとると、若干痩せた感じがした。 「みんなはもう草刈りの道具だよ。早く草を食べてね!ご飯はそれだけだよ!」 こちらの班は、草刈りを目的としている。 草まみれの庭に放てば、食うものがなくなったゆっくり達は草を食べてくれるだろう。 育ち盛りの子れいむ2匹と、大きな親れいむがいれば、すぐに庭は綺麗になるはずだ。 「やだよ!!れいむ、にがいくさはきらいだよ!!」 「れいむもやだよ!はやくおいしいごはんをよういしてね!!!」 「ぶびっ!!!」 餡子が飛ぶ。汚いなあ。 「草を食べたくなかったら食べなくてもいいよ。お腹すいて死んじゃうだろうけどね」 その前に親れいむは出餡子多量で死にそうだが。 その後もゆーゆー文句を垂れる子れいむ達を置き去りにし、俺は扉を閉じた。 それから、3週間が経った。 ゆっくりコンポストはきちんと働いていた。 開始1週間ほどしたときに、子れいむ達がボイコットをしたこともあった。 生ゴミ以外の食べ物をくれ、くれるまで生ゴミの処理はしない、と。 俺は気にせず毎食ごとに生ゴミを投げ入れた。 2日もすると夏の暑さで溜まった生ゴミは腐臭を出し始め、どこに鼻があるのかもわからないのに子ゆっくりは悪臭に涙していた。 くさいくさいと涙ながらに許しを請う子れいむ達に、俺は一言、早く処分しろとだけ告げて蓋を閉じた。 次に蓋を開いたときには生ゴミは全て消えていた。 真っ青な顔をした子れいむ達を見れば、腐った生ゴミの処分がいかに大変かがよく分かった。 それ以来、腐らせることを極端に恐れ、生ゴミを入れるとすぐに食べるようになってくれた。 今、3週間前にうっかり捨てるのを忘れていたお弁当を、子れいむ達が必死で処分してくれている。 たまに嘔吐し、戻すこともある。 しかし、結局自分で処理しなければならないのだから一度で済ませばいいのに、と俺は思う。 これからも生ゴミの処理をよろしくね、そういい残し、俺は蓋を閉じた。 中から泣き声が聞こえたのは多分、気のせいだろう。 中庭も綺麗になった。 それこそ、最初の頃はニガイだの不味いだの文句たらたらだったが、いつしか諦めて黙々と食べるようになった。 そもそも野生のゆっくりは草や虫が主食なのだ。 何も問題はない。 それにコンポスト組に比べれば広い庭もあるし、子れいむにとっては親れいむもいるのだから幸せだろう。 それに家族だって増えている。 3匹では草が思うように減らないと感じ、おれはゆっくりアリスを加工所からレンタルし、強制的に交尾をさせ続けた。 そしてあっという間に3匹だった草刈り組は30匹へと増員された。 最近は近所で草刈りのアルバイトを始めた。 縄でつなぎ、リボンを人質にとって連日不味い草を食べさせている。 赤ちゃんゆっくりがわがままを言って草を食べない時は、見せしめに親や姉妹の前で皮を引き裂いた。 飛び散った餡子を食べさせると共食いを覚えてしまいそうだったので、一切食べさせることはしなかったが。 今日の出勤場所は、3丁目の田中さんの家だ。 リボンのない30匹のゆっくり霊夢を縄で繋ぐと、俺は家を後にした。 作:アルコールランプ? このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/4385.html
ゆっくりペットショップに関する法律が作られた ゆっくりをペットとして取り扱う場合、国へ申告する必要が出てきたのだ 飼い慣らせばペットになる反面、害獣としても名高いゆっくり 繁殖力が非常に高く景観を著しく損ねることがある 粗製濫造を防ぐために国から認可された店でしか販売できなくなった しかし、認可と言っても書類上の手続きと講習を受ける程度である そしてもう一つゆっくりにとって大きな法律が整備された その日はゆっくりめーりんがショーウィンドウに並んでいた 他にはゆっくりみのりこ、ゆっくりていなどと希少種が目白押しだ 現在、希少種などは存在しない なぜならばどの種もほぼ一通り揃ったからだ 今では店で普通にゆっくりちるのやゆっくりえーりんが買えてしまう 今日もゆっくりしずはを求める客がやってくる そんな日常に影を落とすものがあった 「ゆぅ~…」 ゆっくりれいむだ れいむは他のゆっくりから隔離されたスペースで飼育されている マジックミラーを使用し店内にいるゆっくり達からはれいむの姿がみえない しかし、れいむからは店内の様子が丸見えになっている 店内では客がゆっくりを物見している そしてゆっくり達はそれに答えそれぞれ精一杯のアピールを行う だが、れいむにはそんな機会すらなかった 「ゆっくりしていってね!ゆっくりしていってね!」 必死に叫ぶも防音が施された水槽から音が漏れることはない それは隣の水槽のまりさも同じだった 二匹は産まれたときからこの水槽から出たことがない 与えられるのは最低限の食事のみ 家族との触れあいもない 同じくまりさの隣のありすもそうだ そうして、3匹が成体になると強制的に発情させられる れいむとまりさの間に合計30匹の赤ゆっくりが生まれた まりさ20個にれいむ10個である 店員はそれを数えると赤ゆっくりを取り上げる 「やべでええええ!!でいぶのあがぢゃんがえじでええええ!!!」 「ばりざのごどぼがえぜええええええ!!!」 必死に店員の手にしがみつくもふりほどかれて壁に激突する 「ゆべえぇえ!!??」 生まれて初めて感じる痛みにれいむは思わず餡子をはき出した まりさはというと 「ゆ~♪おそらをとんでるみたい~♪」 店員がまりさを掴みれいむとありすによく見えるように持ち上げた そして無言のまま、まりさを床にたたきつけた 「ゆびゃあああああああああ!!!」 「ばりざあああああ!!!ゆっぎじじだえええええ!!!」 「んほぉぉぉっぉ!?!?!?」 突然の自体にありすは発情し、れいむはただただ涙を流すばかり 理由が分からなかった どうしてゆっくりできないのか。いったい自分達が何をしたというのか この狭い水槽に閉じ込められ、その上赤ちゃんまで取られて どうして自分達は不幸なのか 結局、まりさは見せしめとして殺され、れいむも発情したありすに犯し殺された そのありすも殺され水槽には新しいれいむ、まりさ、ありすが補充された ある日のこと、店内のゆっくりていを購入した男性がやってきた 「ていを購入したんですが、どうも最近いたずらが過ぎて困るんですよ」 ゆっくりていはいたずらを好む しかし、それは悪意からではなく飼い主の気を引こうとしての行為 ていは寂しがりやなのだ 「うーん、直接体罰を加えるのが嫌でしたらこちらはいかがでしょうか?」 店員は店の奥から箱を取り出した そこには1個のまりさがポツンと存在していた 「躾にはちょうどいいですよ」 それを聞き男性はそれとゆっくりれいせんを購入した れいせんとていは相性がいいのでよくセットで飼う人が多い この男性も例に漏れずそのタイプだった 男性は家に帰るとさっそくれいせんとていを引き合わせた 「うさ?」 「ゆっくりしていくウサ!」 二匹はさっそく仲良く部屋を走り回った 一方、まりさは未だ箱の中 防音機能が施された箱のなかで叫び続けていた 「ゆっくりしていってね!まりさもゆっくりさせてね!」 まりさの叫びも虚しくれいせんとていは二匹でゆっくりしていた それからまりさが箱から出されたのは次の日だった ていが悪戯をして飼い主の気を引こうとしたのだ 「駄目じゃないかてい、そんなことをしたら」 「ていはしらないうさ!きっとれいせんうさ!」 「ウサー!?」 笑顔をうかべるていと驚愕の表情のれいせん 飼い主はやれやれと箱からまりさを取り出した 「ゆっくりしt―」 まりさが第一声を発するよりも早く飼い主はまりさの帽子を破り捨てた 「いたずらばっかりしてるとていにもお仕置きをしないといけなくなるぞ」 「うさ?!」 ゆっくりの間では帽子、あるいは飾りを無くすとゆっくりできないとされている だと言うのに目の前のまりさは呆気なくその大事な半身とも言える帽子を破り捨てられた ていにはそのようなものはない だからか、飼い主は続けてまりさの底部を定規で殴りつけた 「ゆべっ!ゆべっ!やべでっ!!べっ!」 それをれいせんとていは戦々恐々と眺めていた まるで他人事のように、しかし自分に降り掛かる事のように やがてまりさが餡子をはき出すと飼い主は箱にまりさを戻した 「いいか、悪い子はさっきのみたいになっちゃうんだよ?」 「ごめんなさいうさああー!!」 その日以来ていは悪戯をすることがなくなりれいせんとゆっくりとした時間を過ごしていた そしてまりさは用済みになった 「どぼじで…どぼじでごんなごどずるの…?」 捨てられる直前にまりさは男性に問うた 「ばりざもゆっぐじじだいよ!でいやべいぜんみたいにゆっぐじじだいよ!おなじゆっぐりだよぉぉぉ!!」 パァンと気持ちのいい音が響いた やかましいので男性が平手打ちをしたのだ 「いいか、一度だけ教えてやる。おまえはゆっくりじゃないんだ」 「どぼじでぞんなごどいうのぉぉぉ!!ばりざはゆっぐじだよおぉぉ!」 そのまままりさは生ゴミとして処理された 現代においてゆっくりの定義は改められた その結果、れいむ、まりさ、ありすの3種はゆっくりではない、と言う法律が出来た まりさは潜在的にゲス要素を含み、野良のゆっくりと番になると飼い主を餌やり係あるいは奴隷と見なす ありすは発情すると相手のゆっくりをすっきりで殺し、それが野良ゆっくり拡大の温床とも言える れいむは良いところが何もないからだ 仮に野生にいたとして、子どもが出来ると狩りにも出ず、番が死ぬとシングルマザーというのをやたらと強調する 寄生虫に成り下がる ドスまりさもまりさ種の亜種としてゆっくりとは認識されていない ただ身内に甘いだけのデカイやつとして真っ先に駆除された ぱちゅりー種、みょん種、ちぇん種はゆっくりである この3種のみで人工的に群を作ったところとても円滑に群が機能するようになった また、みょんとちぇんはそれぞれゆゆこ、らんが本能的に庇護対象として求めていることもあった 現在、非ゆっくり3種は食用、躾用としてのみ繁殖されている 先ほどの飼い主のようにゆっくりに直接体罰を下せない人間が非ゆっくりに体罰を加え それを見せしめとする形で躾を施す あるいは 「ふらん、れみりゃ、おやつだぞ」 「れみりゃだあああああ!!」 「うー、あまあまだどぉ♪」 「あまあまはふらんもたべるのー♪」 「もっぢょゆっぐじ…」 などとかつての捕食種の餌になる そうしてまたペットショップでは非ゆっくり3種が補充される もはやこの3種はペットではなくただの消耗品 今日も使い捨てられるためだけに産み落とされる by お題の人 非核三原則みたいな感じだ>非ゆっくり3種 このSSに感想をつける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/1344.html
ここはゆっくり実験室。 月の頭脳、八意永琳のゆっくり実験が、今日もゆっくりと行われるのだ。 さて。 「「「「ゆっくりしていってね!!!!」」」」 永琳の目の前に、四匹のゆっくりれいむがいた。 どこからどうみてもただのれいむで、実際その通りなのだが、ちょっとだけ違うところがある。 この四匹のゆっくりは、産まれた直後に親から引き取り、永琳が自ら管理・育成したものだ。 ちなみに親は子供達を取られることに激しく抵抗を示したが、ちゃんと育てると言ったらすぐ納得してくれた。 純粋なのか薄情なのか。それとも単に『子を取られる親』のポーズをしていただけなのか。 いずれにしろろくなものではない。今はどこかの部屋でゆっくりしていることだろう。 閑話休題。 この四匹のれいむは、産まれたときからずっと同じように育てられてきた。 同じ量の餌を与え、同じ量の運動をさせ、同じ時間に眠らせ、同じ時間に起こされた。 その甲斐あってか、四匹のゆっくりは全く同じ体型・重量を持つゆっくりとなった。 無論、永琳の目的はただ同じゆっくりを育てることにあったのではない。 これからこの四匹を使って、とある実験を行うのである。 まず、実験の前段階として、永琳はれいむ達に簡単なテストをしてみた。 「今日はみんなにこれをあげるわ」 と、永琳はれいむ達に、赤、青、黄、緑の色違いのリボンをつけてあげた。 「ゆゆ! れいむかわいいよ!」 「れいむもにあってるよ! おしゃれさんだね!」 「おねえさんありがとう! ゆっくりかんしゃするよ!」 「またなにかちょうだいね!」 最後に若干厚かましいことを言ってきたが、それを気にした様子もなく永琳は笑ってみせた。 「うふふ、でもずっとつけてると髪にクセがついちゃうかもしれないから、晩ご飯の前に一度外しましょうね」 「「「「ゆっくりそうするよ!!!!」」」」 四匹は唱和して、その日も(本人達は自由に遊んでいるつもりだが)永琳が用意した運動メニューに沿って過ごした。 晩ご飯を食べたあと、永琳は前もって予告していた通りにリボンを外した。 「もっとつけていたかったよ!」 「ごめんなさいね。また明日つけてあげるわ。そのかわり、ちょっとみんなで遊びましょうか」 と永琳は、三つの黒い箱を持ってきた。ちょうどれいむがぴったり収まるサイズだ。 「なにするの?」 「当てっこよ。今から、三人に箱をかぶせて、私が一つずつ箱をどかすから、残った一人がそれが誰か当てるの。いい?」 「「「「ゆ! おもしろそう! やるやる!」」」」 早速、永琳は四匹のうち三匹に箱をかぶせた。普通ならここで騒ぎ立てたりするのだろうが、新しい遊びということで好奇心が勝ったようだ。 「それじゃあ行くわよ。……はい!」 待ち構えていた一匹の目の前で、永琳は箱を外した。三十秒ぶりにゆっくり姉妹が対面する。 「これは誰かしら? さっき着けていたリボンの色で答えてね」 「ゆ! わかるよ! きいろのりぼんをつけてたれいむだよ!」 得意げに、青いりぼんをつけていたれいむは答えた。 「正解! よーし、それじゃあ次に行きましょうか──」 その後、残りの二匹についても、れいむは正解してみせた。 難易度を上げて、箱にいれた三匹のれいむをシャッフルしても結果は同じだ。 念のため残りの三匹についても同じことをしてみせたが、やはり全員全問正解だった。 もちろん、自分がつけていたリボンの色も覚えている。 永琳から見ても同じ顔にしか見えないゆっくりだが、どうやら個体識別はちゃんとできているらしい。 「すごいすごい! あなた達、ちゃんと姉妹の顔が分かるのね。判子絵師が描いた立ち絵みたいな均等品質のくせに」 「あたりまえだよ! れいむたちはかぞくだもん!」 「かぞくのかおをまちがえるわけないよ!」 「ねー!」 「ねー!」 何気にバカにしていた表現にも気づかず、気をよくするゆっくり達。 ……ところで、永琳からも見分けがつかないほど同じ顔をしたゆっくり達なのに、何故永琳はれいむの答えが正解だと分かったのか。 それは実に単純な話で、リボンを外したあとのれいむ一匹一匹の動きを、完全に記憶していただけのことである。 そんな天才薬師八意永琳は、いよいよ今日の実験の本番に取り掛かった。 「正解したみんなへのご褒美に、今日は特別な晩ご飯を用意したわ」 「ゆぅん! はやくもってきてね!」 「おなかすいたよ! ゆっくりはやくね!」 口々にご飯をせがむゆっくり達を、まぁまぁ、と永琳はなだめる。 「そう慌てないで。何しろ特別なご飯だもの。食べ方もちょっと特別なの。頭のいいあなた達ならわかるわよね」 「! うん! れいむたちあたまいいからね! ちゃんとわかってるよ!」 「ゆっくりまつよ! だからはやくね!」 永琳はにっこり笑うと、さっきと同じ黒い箱にれいむを四匹とも入れた。 ただし今回の箱は、れいむの正面と左側に、同じ大きさの穴が開いている。 「ゆ! せまいよ! なにもみれないよ!」 「ゆっくりだしてね! ごはんちょうだいね!」 みじろぎも出来ないほど狭い箱に押し込まれて、ゆっくり達が抗議の声を上げた。 「だから慌てないで。これからみんなをごはんのあるところに連れて行くの。 ちょっと準備が大変だけど、ちゃんとみんな食べられるから安心してね。 口のところにある穴からストローが差し込まれるから、それを吸えばご飯がでてくるわ」 「ゆ、そういうことならゆっくり待つよ!」 わくわくとした気配で、ゆっくり達はご飯が出てくるのを今か今かと待ち続けた。 「…………」 永琳は無言で、ゆっくり達の左側面の穴に、穴と同じぴったり太さの管を差し込んだ。 管は、箱の中のゆっくりの皮を貫いて、その先端を二センチほど体内にめりこませた。 「ゆぎっ!? な、なにかはいっでぎだよぉ?!」 構わず、永琳は残り三匹についても同様の処理を行う。 「ゆぎゃっ!」「ざざっでる! へんなものがざざっでるよぉ!」「ぬいでぇぇぇ!」 さっきまでとは打って変わって悲鳴が上がるが、永琳はそれを笑顔で封殺する。 「ごめんなさいね。しっかり固定しておかないと危険かもしれないの。 痛いけどゆっくり我慢してね。そうでないと、ずっとゆっくりできなくなるかもしれないわよ?」 「「「「ゆっ……ゆっぐりがまんずるよ!!!!」」」」 ゆっくりできない、という言葉が効いたのか、ゆっくり達は素直に痛みに耐えた。 「うん、あなた達は強いゆっくりだわ。それじゃあ今から、ご飯をあげるわね。口を開いていてね」 そして永琳は、四つの箱を正方形に並べた。 あるゆっくりの側面の管は、隣のゆっくりの正面の穴に宛がわれている。 そのゆっくりの側面の管は、やはりその隣のゆっくりの正面の穴へ── 全方向から同時に押し込めば、箱とゆっくりが四本の管で円状に連結されることになる。 (そう……これこそ『ムゲンゆっくリング』!!!) カッ!と心の中に稲妻を轟かせ、永琳は天才的なネーミングセンスによってこの実験に名を与えた。 天才とは凡人には理解できないものである。 永琳は鈴仙とてゐとついでに適当な兎に手伝わせ、四方向から箱を押し込む。 「「「「ゆっ!!!!」」」」 ゆっくり達の口の中に管が差し込まれる。 狭いところに押し込まれ、痛い思いをしてまでようやくありつけたご飯だ。ゆっくり達は、それぞれ思いっきり管を吸った。 そして口の中に甘みが広がり──同時に、自分の身に起きた異常を悟る。 「「「「!!??!?!!?!!?!?」」」」 自分の中身が、さっき痛みを感じた場所からどんどん流れ出ていく感触。 あんこの量が生死を左右することを、ゆっくりは本能的に知っている。だからこそ、自らに迫りつつある死の気配を、れいむ達は敏感に感じ取った。 そして同時に、自分が吸っているものの正体が何であるかも悟った。 抜け出すのと同じ量だけ入ってくる甘み。味わったことがないはずなのに、どこか懐かしさを感じさせる味。 それは、自分の姉妹の中身なのだと。 そして、自分の中身もまた別の姉妹に食われているのだと。 だが気づいたところでどうしようもなかった。一瞬でも動きを止めれば、その隙に自分の餡子が吸い出されてしまうのだ。 四匹のゆっくりは、最早相手が姉妹であることも忘れたように、ひたすら餡子を吸い続けた。 一匹でも力尽きれば、その瞬間に最終勝利者が決定するこの地獄のループ。 だが永琳の手によって、完全に均質に『調整』されたゆっくり達は、どれも同じ吸引力を持ち、どれも同じように疲労していった。 餡子を吸い、吸われ、吸い、吸われ── そして一時間と十五分と三十七秒が経過したとき、四匹のゆっくりは同時に力尽きた。 「……ゆっ?」 ゆっくりれいむは目を覚ました。きょろきょろと辺りを見回すと、自分以外も三匹も同時に目を覚ましていた。 「あら、起きたかしら?」 いつも聞いている声が降ってきた。 それは自分達に餌をくれる優しいお姉さんの声だった。 だが今日は、いつもと事情が違う。 「ひどいよ! れいむにれいむのあんこたべさせたね!」 「あんなひどいことするおねえさんとはもうゆっくりできないよ!」 「ゆっくりできないおばさんはゆっくりしんでね!」 「しね! ゆっくりしね!」 四匹分の罵声が、永琳を攻め立てた。だが永琳はただ、いつもと同じ笑みを浮かべるだけ。 「はいはいゆっくりゆっくり。大丈夫よ、もうあんなことしないから。 でも、訊いてもいいかしら」 「……なに」 警戒心もあらわに、れいむ達は上目遣いで永琳を睨みつける。 永琳は笑みを深めた。 それは氷のように冷たい笑みだった。 「──ねぇ。 自分が何色のリボンをしていたか、覚えてる?」 そう訊かれ、れいむ達は思い出そうとして、──思い出そうとして、 「「「「う゛わ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!?!?!?!?」」」」 四匹のれいむは、完全な恐慌状態に陥った。 「「「れ゛い゛む゛は゛だ゛れ゛な゛の゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!!????」」」」 「自らの存在を問う──哲学的ねぇ」 そこら中を転げまわるゆっくりの中で、永琳はしきりに頷いて見せた。 永琳は、ゆっくりの餡子がゆっくりの血であり肉であり、内臓器官であり、脳であることを、これまでの実験で理解していた。 通常の生物で考えれば『おかしい』作りではあるが、あえて人間の器官で表現すれば、ということだ。 また、多少の餡子が喪われても、他のゆっくりの餡子を詰め替えたり、或いは市販品の餡子を詰めてやれば、意識が回復することも分かっている。 およそ半分の餡子を喪うと死に至ることも同時に明らかになっているが、つまりそれは、餡子の量によって意識の主導権が変わるのではないかと永琳は踏んだ。 それを踏まえての今回の実験である。 一時間と十五分をかけて、ゆっくりの体内の餡子は均等に混ざり合った。体内の餡子の総量自体は全く変化させないままに。 その結果がこれである。 改めて、ゆっくりの自我の実在と、驚くべき生命力(人間で言えば脳味噌をかき混ぜられたようなものだ)が明らかになったわけだが…… (指摘されるまで気づかないなんて……これぞゆっくり脳ってことなのかしらねぇ) 全く以て飽きない実験材料だ。永琳はそう思いながら、絶叫の合唱をよそに、実験室を去った。 三日後。 鈴仙に適当に餌だけ投げ込んでおくよう指示していた永琳は、例のれいむ四姉妹の様子を見に行くことにした。 「「「「ゆっくりしていってね!!!!」」」」 れいむ達は、再び新たな自我を確立していた。無論、永琳のことも覚えていた。 色々聞いてみると、どうやら三日前の記憶は綺麗さっぱり消えてしまっているようだ。 だが、永琳があの四色のリボンを取り出すと、全員石像のように硬直してしまう辺り、完全に忘れたというわけではないようである。 『逃避』という高度な精神活動が行われたことに、永琳は素直に驚きつつ、次の実験のテーマを練り始めた。 (次は、ゆっくりの精神活動について、詳しく調べてみましょうか……) このゆっくり達は、後日、四匹の母親を加えてまた新たな実験が行われることになるのだが……それはまた、別の話である。 ここはゆっくり実験室。 月の頭脳、八意永琳のゆっくり実験が、明日もゆっくりと行われるだろう。 あとがき 前々から考えていたネタを、904.jpgを見た誰かに先を越される前に書いた。 反省はしていない。 あと、別に判子絵師(誰とは言わない)に恨みがあるわけではありません。むしろ好きです。イベ絵は綺麗ですし。 これ以上は年齢制限にグレイズかしら…… このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/5387.html
前半です。後半は後半と書いてあります 20xx年。世界でゆっくりがブームになった。テレビの3分の一が、ゆっくり系番組だ。一時期、長い間ゆっくりは汚い生物として、嫌われたり、殺されたり、いろいろしたそうだ。あれから20年がたった今、化学療法で、防水・汚無などになり、ゆっくりの可愛さと、憎たらしさがブームになり今になったわけだ。俺もゆっくりを飼おうとゆっくりサイトを見た。俺は、身体障害者で車椅子生活だから、介護とかしてくれるゆっくりを探していた。俺が選んだのは、ちぇん・魔理沙・霊夢各一匹ずつだ。今には、身体障害者専用、精神障害者専用、子供を虐待してしまう親専用など、いろいろな飼いゆっくりが売り出されているものだ。 次の日〜 前半終わりー
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/4139.html
『ゆっくりしてゆっくりしてゆっくりしていってね!!!』 「ゆ!ここをまりさたちのあたらしいゆっくりプレイスにするよ!」 もはやありがちなこの光景しかし… 「ゆっ!じゃまなれいむがいるんだぜ!いたいめにあいたくなかったら、さっさとでていってね!」 「とかいはじゃないれいむはさっさとでていってね!」 れいむは何も答えない 「ゆっ!ばかにしているね!まりさはこうみえてもやまでいちばんのちからもちなんだぜ! さっさとにげだしたほうがみのためなんだぜ!」 「…」 「ゆっがぁぁぁ!!!もうおこったよ!あとでごめんなさいしてもしらないからね!」 「まりさがんばってね!」 まりさはものすごい(ゆっくり的に)スピードで体当たりをした…はずだった 「ゆっぎゃぁぁぁ!!!いたいぃぃぃぃ!!!」 まりさはおもいっきり柱の角に顔面を打ち付けました れいむはまりさが突進してきた場所から少しずれた場所でまりさの方を見ていました 「も゛う゛ゆ゛る゛ざな゛い゛ん゛だぜえ゛!」 まりさは空高く(しつこいようだがゆっくり的に)舞い上がり 「づぶじでやるんだぜぇぇぇぇ!!!」と押し潰そうとしましたが 「ゆぶぇ!」例によってまりさは顔面から床に叩きつけられました 「なんでなんだぜぇ!!」まりさは起き上がるとれいむの方を見ました れいむはまたまりさが押しつぶしを当てようとしたところより少しずれてまりさの方を見ていました 「こんどこそゆるさないんだぜぇ!」とまりさが言いかけた瞬間 『ゆっくりしていってね!!!』とれいむから声がしました 思わず「「ゆっくりしていってね!!!」と返事を返してしまいました これにはまりさはニヤリとせざるを得ませんでした 「ゆっ!まりささまのちからをみておじけづいたんだぜ! このれいむはこしぬけなんだぜ!」 「さすがまりさね、あとでとかいはのあいでつつみこんであげるわぁ」 「ゆぅ~んてれるんだ『ゆっくりしていってね!!!』 「ゆっ!まりさはいまありすとあいのかたらいちゅうなんだぜ! ぶすいなまねをしないでほし『ゆっくりしていってね!!!』 「ゆがぁ!しつこいんだぜ!もうおまえのいばしょはここじゃないんだぜ! さっさとでていくんだぜ!」 『ゆっくりしていってね!!!』 「しつこいんだぜぇ!ゆっくりできないんだぜ!」 『ゆっくりしていってね!!!』 「ゆげぇ!こいつきもちわるいんだぜえ!」 「ぜんぜんゆっくりできないわ!こんなのとかいはじゃないわぁ!」 「もうこんなところでていってやるんだぜぇ!ゆ? なんででぐちがなくなってるのぉ!?」 まりさ達は確かに玄関の隙間から入ってきたはずでした しかし今は玄関はぴったりと閉じられ蟻の子一匹入るスペースすらありません 『ゆっくりしていってね!!!』 「もうこっちにくるなだぜぇ!」 「とかいはぁぁぁ!!」 まりさとありすは恐慌状態になって逃げ回りますが、どこへ逃げても 『ゆっくりしていってね!!!』としかしゃべらないれいむに追い詰められます 「もうごないでぇぇぇ!!」 「まりさ達が悪かったよ『ゆっくりしていってね!!!』 「ゆぎゃぁぁぁ!!!」 しばらくして家の主が帰宅しました 『ゆっくりしていってね!!!』「ゆぎゃぁ!!!」 家の主が様子を見に行くと、部屋の陰でがたがたと震えながら変な液体をばら撒いている まりさとありすの姿がありました 家の主は2匹をつかむと外へ放り投げました その時に 『ゆっくりしていってね!!!!』と大声で叫んであげました あのまりさとありすはもう二度とゆっくりしようとは思わないでしょう 「どうでしょうか?今回の企画は!?」 「ボツ」 「え!?」 『ゆっくりしていってね!!!』 「だって追い出すよりそのれいむ使って潰したほうが早いでしょ」 「床餡子で汚れないですよ!?」 「そのかわり、あなたの家の家具がめちゃくちゃだけどね」 『ゆっくりしていってね!!!』 「…それになんか、むかつくから」 終われ このSSに感想をつける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/1740.html
ある日、珍しいゆっくりが永遠亭で生まれた。 ゆっくりまりさの帽子をかぶったゆっくりれいむだ。 何度も確認したが、ゆっくりれいむは帽子を自分の物だと言い。 他の子どもに帽子のないゆっくりまりさはいなかった。 完全にこの帽子はゆっくりれいむのものだった。 母親のゆっくりれいむはその子を「まりさ」として育てた。 しかし、自我が強くなってくると帽子をかぶったゆっくりれいむは自分を「れいむ」だと主張した。 母親のゆっくりれいむは我が侭な所があり、 自分の思い通りにならない帽子れいむをゆっくりできない子としてリンチしようとしたが、 世話係の兎に阻止される。兎の報告で帽子れいむの保護が決まり、 一家はよりグレードの高い部屋に移送された。 母親れいむはお母さんのいう事を聞かないバカな子でも役に立つことはあるんだねと言っていたが、 その思いは大きく裏切られる。得意なゆっくりを出産した母体として移送後すぐに解剖され、 餡子や眼球、歯や口、髪や皮やリボン。ゆっくりを構成する全てのパーツは今も永遠亭の地下で保管されている。 復元すれば恐らくその顔は恐怖と激痛で大きく歪んでいるだろう。 他の姉妹達もそうだ。母親の隣で同じように解剖され保管されている。 帽子れいむは実験用のゆっくりが与えられる中ではかなりグレードの高い部屋でゆっくりしていた。 何度か実験をしたが、このゆっくりれいむはただのゆっくりれいむがまりさの帽子をかぶっているだけらしい。 そこで、帽子れいむとゆっくりまりさを掛け合わしてみた。 生まれた中に一匹だけ変わったゆっくりがいた。リボンをつけたゆっくりまりさだ。 このリボンまりさは帽子れいむと違った特徴を持っていた。 性格がれいむとまりさの特徴を持っていたのだ。母性と責任感が強いが、平均的なまりさに比べて少し頭が悪い。 八意永琳はその症状をケース582とし、資料に記載した。 人里にはガス灯が立ち並び、今度、妖怪の山までの鉄道が開通するらしい。 幻想郷ではまだ珍しいオープンカフェで珈琲を飲みながら永琳は人、いや妖怪を待つ。 「お待たせ、永琳」 「久しぶり、鈴蘭畑に変わりはない?」 「ええ、お陰様で」 落ち着いた服装の金髪の淑女はウェイターにブレンドのホットをオーダーする。 「昔みたいに大声で甘いものを注文するのかと思った」 「もう、何十年前の話よ。私がまだ妖怪になったばかりの話でしょ?」 「鈴仙と二人で嫌がるあなたを人里に連れてきたのよね。甘味処であなたったらあんみつを三杯も食べるんですもの」 ウェイターが持ってきた珈琲に何も入れずに飲み始める。 「ホント、成長したのね。メディスン」 永琳はニッコリ、まるで自分の娘が成長した様に感心するように笑う。 メディスンは照れ隠しに、あんな所にゆっくりがいるよ。と言う。 「もう、ゆっくりの研究はしてないの?」 「ええ、もうやりたい事は全てやってしまったわ」 「ところで、あれはゆっくり・・・何かしら」 ゆっくりまりさの帽子かぶった髪が紫のゆっくりありす。 餌を録に食べていないのかやせ細り、咳き込みながら道を跳ねている。 人里の大通りには路面電車が走っている。のろのろしていたゆっくりは路面電車に轢かれ生涯に幕を閉じる。 「さぁ、今はあんなのばっかりよ。数が減って近親相姦が増えてからは一気にね」 「ふぅん」 「パチュリーの所に私が書いた資料があるわ。それにケース582というのを探してみなさい」 しばらく昔話をした後、メディスンは紅魔館の図書館を訪ねる。 生憎、パチュリーは不在だったが、蔵書を共同で管理している古い友人を見つけ。図書館に入る事ができた。 「メディスン、あなたもこの図書館で働かない?新しいメイド長はどうも紅茶を淹れるのが苦手みたいで」 「あなたこそ、たまには魔法の森に帰ったらどうですか、魔法使いがいなくなってあの森、今はキノコの森なんて言われてますよ」 「あいつが眠ってる森らしくて良いじゃない」 また少し思い出話をして、永琳の資料を探す。 小悪魔に藻手伝ってもらい。やっとケース582という資料を見つける事ができた。 ゆっくりは交配する時にお互いの中身を交換する。 そのため中身が餡子のはずのゆっくりまりさからでも、カスタードのゆっくりありすが生まれるのだ。 そして、母体に入ったカスタードは通常なら蔦を通って実(中身の無いゆっくり)に入る事でゆっくりありすとなる。 ケース582では通常通りそれが行われなかった場合に発生する複合種に関する研究についてまとめる。 起こりは帽子れいむ(ゆっくりまりさの帽子をかぶったゆっくりれいむ)からである。 それまでにも性格がゆっくりまりさに告示したゆっくりれいむなどの報告はあったが、 容姿にこれだけ顕著に異常が見られたのは今回が初めてだった。 母親や姉妹を解剖し、餡子を採取したが、元々中身が同じであるゆっくりまりさとゆっくりれいむのためあまり大きな差は見られなかった。 次にゆっくりまりさとゆっくりパチュリーの番を100組用意し、複合種の発生について調べた。 500組中複合種が生まれたのは0組。次に生まれた子ども達による近親相姦を行わせる。 これは帽子れいむの母親が近親相姦実験に使用されていた個体であるため、近親相姦で何らかの異常が発生する可能性を証明するためである。 同じく500組のゆっくりまりさとゆっくりパチュリーの番を作る。すると100組中3組に複合種が誕生する。 続いて同じようにまた近親相姦を行う。すると100組中21組に複合種が生まれた。 ケース582追記 問題が発生する。昨今の人里の技術的進歩は目覚しく。 人は生活圏を森へと広げていった。 多くの森が切り開かれる。妖精はレティ・ホワイトロックに頼み、 霧の湖周辺の森を守ることを人間に約束させた。レティが動けない時は妖精のリーダーであるチルノと八雲の姓を貰った橙が問題に対処するらしい。 低級妖怪は蟲の王リグル・ナイトバグの呼びかけで、妖精たちと合流。その生活圏を確保した。 問題はゆっくりだ。多くのゆっくりは生活圏を失った。 妖精たちも向かいから付き合いのある妖怪は受け入れるものの、ゆっくりに対しては霧の湖に近づけることすらさせない。 次第にゆっくりの数が減っていく。それと同時に野生でも複合種が見られるようになる。 隠れる場所が減り、群を形成する事が困難になったゆっくりはどうやら家族内で繁殖を繰り返しているらしい。 このまま身体の弱いゆっくりパチュリーの特性を含んだ複合種が増えればゆっくりは何十年の間に全滅するだろう。 「あー、専門的な用語が多すぎて概要しか分かんない・・・」 頭を抱えるメディスンに見かねたアリスがハーブティーを入れながら助言する。 「永琳の所に行けば良いじゃない」 「読んで分からないものは聞いても分からないわ。それに」 「それに?」 「そろそろ自立する頃じゃない」 その言葉にアリスはニッコリ、まるで自分の娘が成長した様に感心するように笑う。 ~あとがき~ ラストはごめんなさい。 今の幻想郷から少し時間が経った幻想郷のお話です。 時間の経過が出るように、少し悲しい。物寂しい話をしています その反面、八雲橙やそれぞれのリーダーになってチルノ、リグル。成長したメディスンには少し胸が躍ります by118 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/1444.html
「ゆーっくり♪ゆーっくり♪」 ここは冥界から程近い野原。人里離れ、妖怪も少ないため、ゆっくり達にとって理想的な生活環境になっていた。 今日も今日とて、沢山のゆっくりが食事をしたり、跳ね回っていたりした。 「むーしゃ♪むーしゃ♪しあわせー!」 お決まりの台詞を吐きながら花を食べるゆっくりれいむ。 その体が突如として宙に浮いた。 「ゆっ?ゆゆっ?」 ひょっとして鳥にでも捕まったのか?それともれみりゃ? 恐怖に捕らわれそうになったれいむだが、頭を捕まれた感覚はない。よく見ると他のゆっくり達も沢山宙に浮いている。 「なんでー?どうしてー?」 まわりのゆっくりと考え込むれいむ。だが浮かんだ疑問は、すぐに消え去った。 生まれて初めての浮遊感。ふわふわと浮かんでゆく感覚が実に心地よい。 「たかーい♪ひろーい♪」 一緒になってはしゃぐゆっくり達。その数は優に一万を超える。心地よい一体感の中、皆一斉に叫んだ。 「「「ゆっくりしていってね!」」」 それより少し時間を遡った、ここは白玉楼。 幽々子と紫がお茶を飲んでいた。だが、その雰囲気は険悪なものだ。 「こしあんのほうが美味しいでしょうに。」 そう言って一匹のゆっくりれいむを口に頬張る幽々子。 「い゛だあ゛い゛い゛い゛い゛い゛ぶぴゅ!」 咀嚼され即座に絶命する。 「貴方は粒あんのことをちっとも分かっていないわ。」 紫がゆっくりまりさを摘んで二つに割る。 「や゛べでえ゛え゛え゛え゛え゛ぶばっ!」 「見てご覧なさい。この小豆、これが大事なのよ。小豆と餡子。分かる?その境界を味わうのが粒あんの醍醐味なのよ。」 説明すると紫は、ゆ゛っゆ゛っと痙攣するまりさの片方を口に運んだ。お茶を挟んで、残った方も食べる。 「分からないわ。貴方長生きしすぎて感性が磨り減ってきたんじゃないの? だからそんな理屈っぽいんじゃないかしら。心の赴くままに味わうのが一番よ。それにはこしあん。」 「駄目よ。そんな浅はかだから千年たっても未だにトゥシャイシャイガールなのよ。もっと思考を働かせないと。だから粒あん。」 またこれか。妖夢が呆れた顔をした。 二人はほぼ一年ごとに、この餡子論争を始める。 そうして結局はお互い説得出来ないまま、次の論争が始まるまで緊張状態を維持し続けるのだ。 今回は紫がお土産にゆっくりを持ってきたのが発端となった。 「じゃあ出ましょうか。」 「そうね。貴方のお家を壊すのは気が引けるし。私は貴方を潰せば満足ですもの。」 二人は空に舞った。 妖夢は茶を持って縁側に座った。毎度の弾幕勝負が始まる。巻き込まれたらひとたまりもない。どうせそのうち疲れて帰ってくるだろう。 だが今回は勝手が違った。 白玉楼の上空。二人が手をかざすと、遠くから何か丸いものが沢山飛んでくる。 「?」 妖夢が目をこらして見るに、それは大量のゆっくりだった。およそ一万。 幽々子と紫が、一匹のれいむを、まりさを、手に取った。 「じゃあ始めましょうか!」 言うが早いかれいむを投げつける幽々子。 「ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛う゛っ?」 「相変わらず単純ねえ。」 言いつつまりさを投げる紫。 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」 二人の間で、れいむとまりさがぶつかり合う。激しい衝撃で二匹は瞬時に四散した。 残りのゆっくりが絶叫する。 「な゛ん゛な゛の゛お゛お゛お゛お゛お゛!」「や゛め゛でえ゛え゛え゛え゛え゛!」 それに気を取られた風もなく、二人はお互いの距離を測っている。 幽々子が手をかざす。十匹ばかりのれいむが飛んでゆく。それを簡単に避ける紫。 だが、通り過ぎたれいむは放物線を描いて反転し、紫の背後から襲う。 上昇して逃れる紫、舌打ちする幽々子。 「今度はこちらの番ね!」 紫の傍のまりさが二十匹程横に飛ぶ、明後日の方向に飛んだそれが瞬時に消えた。 「!」 位置を変える幽々子。空間を渡ったまりさが通り過ぎた。 「やるわね。」 「あなたもね。」 繰り返される二人の攻撃と沸き起こるゆっくりの絶叫。妖夢は為す術もなく見るしかない。 段々とヒートアップした二人は遂に大技を繰り出した。 ゆ曲 「リポジトリ・オブ・ユックリ -菓霊-」 己の行為のために死んだゆっくりの、魂すら材料に使う鬼畜技。 結界「生と死のゆっくり」 ゆっくりとゆっくりの死体が断末魔の形相のまま襲いかかる攻撃は、常人なら発狂レベルの代物である。 決着の付かないまま必死の応酬が続く。 「反芻菓 -腹八分目-」 半霊半消化状態のゆっくりが元の姿を求めて対象を襲う。 紫奥義 「ゆっくり結界」 対象の回りを囲んだゆっくりが収束・凝縮し、それを逃れたとしても爆発状態の餡子が襲いかかる必殺の技。 大量の餡子が降り注ぐ。 「やめてくださあいいいいい!掃除するの私なんですううううう!」 妖夢の絶叫が白玉楼に響き渡った。 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/750.html
※舞台は何故かゆっくりが当然のように存在している外界です。 数年前に突如現れ、急速に社会に浸透していった(ような気のする)ゆっくりと呼ばれる謎の生物。 人間の生首が膨張したような容姿のそいつらは饅頭のクセに生きていたり、どこから来たのは全く不明だったりとあまりに謎が多すぎるゆっくり達。 が、目新しいものや珍しいものを好む人々はその「ゆっくりしていってね!」とか「ゆーっ!」などと珍妙な鳴き声をあげる未知の存在をあっさりと受け入れた。 そして俺はそんな不思議に満ちた生命体の研究や飼育用の商品の開発に携わっている“ゆっくりカンパニー”のしがない一社員だ。 現在、俺はゆっくりの条件反射に関する実験を行っている。 実験内容は恐ろしく古典的なものでパブロフの犬そのまんま。 餌を与える前に音を聞かせて、実験体に内蔵された遠隔操作できるライターを点火するときにも音を聞かせる。 この実験で使用するゆっくりは生まれたてのゆっくりれいむの赤ちゃんが4匹。 赤ゆっくりれいむAには餌を与えるときにも、点火する時にも何の前触れもなしにいきなりそれらの処置を施す。 赤ゆっくりれいむBには餌を与えるときには何の音も聞かせず、点火するときにだけ録音した親の「ゆっくりしていってね!」という鳴き声を聞かせる。 赤ゆっくりれいむCには餌を与えるときに「ゆっくりしていってね!」という録音した親の鳴き声を聞かせ、点火するときには何の前触れもなし。 赤ゆっくりれいむDには餌を与えるときにも、点火するときにも事前に親の鳴き声を聞かせる。 つまり、「ゆっくりしていってね!」という音声に対して条件付けを行うのがこの実験の目的だ。 【実験開始】 赤れいむA 「ゆ~ゆゆ~、ゆぎゃっ!?」 仲間こそ居ないが遊具は十分に用意されている実験用のマジックミラーケージの中で機嫌良く遊んでいた赤れいむは俺が思いつきで点火した瞬間に短く悲鳴を上げた。 「ゆっぎゅりいいいいいい!ゆっぎゅりいいいいい!!」 突然、内側を火であぶられた赤れいむAの表情は苦痛と恐怖に歪んでいる。 「ゆううううう!ゆうううううう!」 大きな声で泣きじゃくり、跳ね回って助けを求めるが誰も助けになど来るはずがない。 「ゆううううう!ゆううう・・・」 痛みが引いたのか、それとも諦めたのかは定かではないし、この実験の趣旨とは関係がないので気にするつもりもないが、やがて泣くのを止めて再び遊び始めた。 しかし、親ゆっくりサイズのやわらかいボールに頬ずりしたり、滑り台から滑り降りたり、トランポリンに乗って跳ねたりしている様子に点火される前のような活発さはない。 「ゆー・・・ゆー・・・」 そんな見ているほうが虚しくなるような現実逃避じみた行動でも、30分も続けていれば遊びの楽しさが恐怖や孤独を慰めてくれるらしい。 「ゆ~、ゆ~ゆゆゆ~♪」 気がつけば内部を焼かれる前の元気さを取り戻していた。 それから1時間ほど1匹で遊んでいる赤れいむAを観察し、餌を与えてやる。 「ゆ!ゆっくり~!」 すると、お腹の空いていた赤れいむAは早速餌に飛びついた。 「む~ちゃむ~ちゃ、ちあわちぇ~!」 目に涙をためながら、本当に嬉しそうに餌を食べている。このタイミングで点火しようかと考えたが、変な条件付けが成立して食事をしなくなると都合が悪いので、それは次の食事に回すことにした。 10分ほどで餌を食べきった赤れいむAはしばらくその場でゆっくりしていたが、やがて眠くなったのかウトウトと舟をこぎ始めた。 そして、気がつけば「ゆぅ・・・ゆぅ・・・」と可愛らしい寝息を立てている。 が、食後の安眠は突然の痛みによって終わりを告げることになった。 「ゆうううううううう!?」 幸福を打ち砕く2度目の点火。唐突かつ理不尽な痛みに赤れいむAは思わず飛び跳ね、床を転げ回った。 「ゆぎゅううううううううう!ゆぎゅううううううううう!」 それから、さっきと同じようにじっと観察する。 「ゆぎゅううううううう!ゆうううううう!!ゆぅううう・・・」 先ほどより大分早く痛みから立ち直った赤れいむAは再び眠ろうとするが、なかなか寝付けない様子ですぐに目を覚ましてはぶらぶらとそこらじゅうを歩き回っていた。 恐らく、眠っているときにまた点火されることを恐れているのだろう。 幼い身で頼るものもいないたった1匹の世界に放り込まれた孤独なゆっくり。その様子を見かねた俺はケージの中に甘いチョコレートを放り込んだ。 「ゆぅ?・・・む~ちゃむ~ちゃ、ちあわちぇ~!」 赤れいむAは本当に幸せそうに口元が汚れるの気にせずチョコレートを頬張る。 その表情を眺めながら、俺は3度目の点火を試みた。 赤れいむB 赤れいむBはすやすやと寝息を立てていた。しかし、そのことは実験に何の影響も及ぼさない。 『ゆっくりしていってね!』 「ゆっきゅりしちぇっちぇね!」 何故なら、ゆっくりにはこの言葉を聞かされると反射的に返事をしてしまうからだ。 その行動は本能の領域に突入しており、食事中でも、睡眠中でも、交尾中でも反応してしまう。 「・・・?・・・ゆぅ?」 突然響き渡った声の主を探す赤れいむB。その様子を確認したところですぐさま点火する。 「ゆぎょおおおおおおおおおおお!?」 さっきの赤れいむA同様に痛みで悶絶する赤れいむB。目からは涙がぼろぼろと零れ落ちていた。 「ゆうううううう!ゆうううううううう!!」 これまたさっきの赤れいむAと同じように転げまわりながら助けを求めるが、当然のように誰も助けてはくれない。 その光景を俺は無感動に眺めていた。 不思議とさっきほどの罪悪感も同情の念も湧き上がってこない。 「ゆっぎゅちいいいい・・・ゆうう・・・」 これまたさっきの赤れいむAと同じように落ち着き始めると、せわしなくそこらじゅうを歩き始めた。 「ゆー、ゆー・・・」 しかし、この実験は条件付けをするためのものだ。落ち着いてきた頃合いを見計らって、再びあの音声を再生する。 『ゆっくりしていってね!』 「ゆっくりしていってね!」 音声に対して反射的に返事したれいむが再び声の主を探そうときょろきょろ首を振り始める。 「ゆっぎゅぢいいいいいいいいい!ゆぎいいいいいいいい!」 それからきっちり5秒後、躊躇うことなく2度目の点火を行った。 「ゆっぎゅぢいいいいい!ゆぎぃいいいいいいい・・・・・・」 俺は淡々と観察を続ける。やはり、赤れいむA同様に2度目のほうが立ち直りが早かった。 たった2例に過ぎない。しかし、一度目は誰かの助けを期待していて、二度目はその期待がない立ち直りが早かったのだと思う。 次のCとDでは点火時間を調整して、一方がより大きな痛みでも同様の結果を得られるのか確認すべきだろう。 「ゆっぐ・・・ゆっぎゅりいいいいいい・・・」 そんなことを考えている間に赤れいむBは痛みから立ち直った。もっとも、まだ呼吸は荒いが。 呼吸が整い、落ち着くのを待って今度は何の前触れも無しに餌を与える。 その匂いをかぎつけた赤れいむBはすぐさま餌に飛びついた。 「ゆ!ゆ~!・・・・・・む~ちゃむ~ちゃ、ちあちぇ~!」 赤れいむAもそうだったが、本当に幸せそうに餌を食べている。食べ方が少々意地汚いが、それもまた愛嬌なのではないだろうか? 「ゆ!ゆっくり~!ゆゆゆ~~♪」 そうしてお腹の膨れた赤れいむBは楽しそうに歌い始めた。 俺はその決して上手くない歌にゆっくりと聞き惚れ、それが終わると同時にあの音声を流した。 『ゆっくりしていってね!』 「ゆっくりしていってね!・・・ゆうううう!?」 3度目の正体不明の声。赤れいむBが声の主を探すよりも先に怯えだしたことを確認した俺は、5秒後に3度目の点火をし、次のケージに向かった。 赤れいむC 赤れいむCはケージの中で楽しそうに跳ね回っている。子ゆっくりサイズのボールがお気に入りらしく、その上に飛び乗っては、滑り落ちてを繰り返していた。 「ゆっゆゆ~♪ゆ~ん!ゆーっ!」 ポヨンっとボールに体当たりを仕掛けてはプニッと地面に着地する。実に可愛らしい。 俺は赤れいむCが跳躍した直後を見計らって、いきなり内蔵ライターを点火した。 「ゆっぎゅうううああああああああ!うううう!!ゆぎゃっ!?」 空中で突然の痛みに襲われた赤れいむCはボールにぶつかり、反動で弾き飛ばされて地面に叩きつけられた。 「ゆぎょううううううう・・・!ゆぎゅあああああ・・・!」 今までの赤れいむ2匹と違って床に叩きつけられた分のダメージがあるせいか、少しだけ口から餡子を吐き出してしまった。 しかし、致命傷には程遠いらしく、元気に地面をのたうち回っている。 「ゆううううう・・・ゆうううううううううう・・・」 それでもさっきの赤れいむたちと男歩同じくらいの時間であっさりと立ち直った。 「ゆぅ・・・」 とは言え、さすがに餡子を吐き出した分でぐったりしている。 このままでは次の点火の際に面倒なことになるかもしれないので、もう一つの実験も兼ねて例の音声を鳴らす。 『ゆっくりしていってね!』 「ゆっきゅりちちぇっちぇね!・・・ゆぅ?」 出所不明の声に困惑している赤れいむCのそばにさっと餌を落とす。 「ゆ・・・!む~ちゃ・・・むーちゃ・・・」 やはり吐血、もとい吐餡の分が効いているのだろうか。他の赤れいむより目に見えて食事のスピードが遅い。 「む~ちゃむ~ちゃ・・・ちあわちぇ~!」 それでも回復力が売りのゆっくりだ。存分に食事を堪能し終えたころには点火によって受けたダメージはすっかり消えてしまっていた。 そして、傷の癒えた赤れいむCは何をするでもなく地面に寝そべってごろごろと転がり始めた。 そこですかさず2度目の点火。非常にゆっくりしていた赤れいむCは突然の熱と痛みで飛び上がる。 「ゆうううううう!」 そして、これで6度目になる変わり映えのしない苦しむ姿を俺の前に晒した。 唯一つだけ違うことがあるとすれば、他の赤れいむたちの時にはすでに消えていたライターの炎が今もなお萌え続けていることくらいだろうか。 「ゆ゛き゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!?」 ざっと今までの3倍の点火時間。先ほどの点火とは比べ物にならないダメージを受けた赤れいむCは白目を剥いて床を転げまわっている。 口からは餡子と泡を吹き体中から妙に粘着質な液体が分泌されている。恐らく脂汗みたいなものだろう。 どうやらダメージが大きすぎたらしく、ぴくぴくと痙攣している。さすがに死なせるとあとあと問題になるので、蘇生のためにこっそりとオレンジジュースを飲ませた。 「ゆぅ・・・?う!?ゆっぎゅぢいいいいいい!」 意識は取り戻したがそれでもやはりまだ痛いらしい。またしても悲鳴を上げながら転がっている。 しかし、そのうち回復することは明らかなので赤れいむCの苦悶なんてお構いなしに再びあの音声を再生した。 『ゆっくりしていってね!』 「ゆっきゅりちちぇっちぇね!・・・ゆきぃいいいいい・・・!」 声の出所を探す余裕はさすがにないらしい。再び痛がりながら涙を流す。 が、餌を置くとのろのろと起き上がると、餌の元へと向かっていき、むしゃむしゃと食べ始めた。 「む~ちゃ、む~ちゃ・・・む~ちゃむ~ちゃ・・・ちあわちぇ~!」 ようやく食べ終わり、元気を取り戻したところで、もう一度あの音声を再生する。 『ゆっくりしていってね!』 「ゆっくりしていってね!」 その言葉の直後に誰かを探すのではなく、モノ欲しそうに辺りを見回す赤れいむCの姿が確認できた。 適当なお菓子をケージの中に放り込んで、赤れいむDのケージへと向かっていった。 赤れいむD このケージの中の赤れいむDに関してはとにかく『ゆっくりしていってね!』を聞かせなければ始まらない。 よって俺はそのケージの前に来た瞬間に中の赤れいむDの様子を確認することもせずに例の音声を再生させた。 『ゆっくりしていってね!』 「ゆっきゅりちぇっちぇね!・・・ゆぅ?」 ここまではほかの赤れいむと全く同じ展開だ。しかし、この後の展開はやや違う。 赤れいむDが返事してから5秒後に点火。ただし、通常の2倍の時間点火し続ける。 これ以上やりすぎると赤れいむCのときのように致命傷を与えかねないので、あくまで2倍程度に収めておいた。 「ゆぎゅいいいいいいいいいいいいいい!ゆぐうううううう!」 とはいえ、幼い身には十分すぎるダメージなのだろう。白目を剥いて必死に跳ね回っている。 「ゆぎょおおおおおおお!ゆぎょおおおおおおおおおおお!」 目からは涙がぼろぼろ零れ落ち、我を忘れて叫んでいるため口からは涎が垂れ流しになっている。 その様子を落ち着くまで観察し続ける。 落ち着くまでの時間は最初の2匹より若干長いような気もしたが、誤差の範囲内といった程度。 落ち着きくと、他の赤れいむ同様に弱りながらも逃避行動的な遊戯を始める。 滑り台で遊んだり、ボールとじゃれたりしているうちに徐々に心身ともに充実してきたらしく、やがて元気になった。 そこで二度目になる音声を聞かせる。 『ゆっくりしていってね!』 「ゆっきゅりちちぇっちぇね!・・・ゆぅ?」 またしても声の出所をきょろきょろと探している赤れいむDの近くにチョコレートを置く。 「ゆゆっ!ゆ~っ!」 これまた他の赤れいむと同じような反応を示し、元気良くチョコレートに飛びついた。 「む~ちゃむ~ちゃ、ちあわちぇ~!」 と、ここですかさず3度目の音声。 『ゆっくりしていってね!』 「ゆっきゅりちちぇっちぇね!・・・ゆぅ?」 5秒ほど赤れいむDが声の出所を探している様子を観察したところで2度目の点火。 「ゆぎぃいいいいいいいいいいいいい!ゆううううううううううう!」 どうやら白目を剥くのは危険信号だったらしい。他の赤れいむたちと同じ時間の点火ではその兆候は見られなかった。 と言っても、当然痛いものは痛いわけで。赤れいむDは呻きながら床を転げまわっている。 しかし、これまた他のゆっくりと大差ない時間で痛みから立ち直り、また遊び始めた。 立て込んでいるのでさっさと4回目。 『ゆっくりしていってね!』 「ゆっきゅりちちぇっちぇね!・・・ゆっ!?」 赤れいむDは明らかに警戒していた。怯えきった表情であたりの様子をせわしなく伺っている。 そうして警戒しているうちに俺が置いたお菓子の存在に気付き、元気良く食べ始めた。 で、食べ終えたところで5回目の音声再生。 『ゆっくりしていってね!』 「ゆっきゅりちちぇっちぇね!・・・ゆぅぅ?」 赤れいむDは喜ぶでもなく怯えるでもなく、その音にどういう意味づけをして良いのか分からず困惑していた。 それは他の赤れいむでは見られなかった反応だ。 俺はとっとと3度目の点火を行って、その場を後にした。 【1週間後】 赤れいむA いつ何時点火されるか分からない赤れいむAは他の赤れいむとは比較にならないほど衰弱していた。 点火回数は他の赤れいむと殆ど一緒だから肉体的にはさして他と変わりないはずなのだが、やはり常に痛みに怯えなければならない生活が堪えたのだろう。 しかし、それ以上に面白い発見があった。不思議なことに赤れいむAは滑り台を使わないどころか使おうともしないのだ。 理由は2度ほど滑り台で遊んでいるときに点火されたことがあるから。自分の中で勝手に条件付けを行っているらしい。 「ゆっきゅちーゆっきゅちー・・・」 弱々しく鳴きながらずるずると地べたを這いずる赤れいむA。 跳ねないのは跳ねているときに点火されて大怪我をしたことがあるからだ。 「ゆっきゅちちちゃいよー・・・」 虚勢を張って「ゆっくり」と鳴いていてもゆっくり出来ていないことは重々承知しているのだろう。 時々そんな悲しげな声が漏れる。 しかし、この赤れいむがゆっくりできる日は永遠に来ないだろう。 寝るときには、いつ痛みに襲われるか分からない恐怖で眠りが浅くなる。 食べるときも、食事中に点火されて窒息しかけた経験から急いで食べ物をかき込み、食べているときに点火された食材には怖くて口がつけられない。 遊ぶときにも、痛みを恐れで元気いっぱい跳ね回ることも滑り台で遊ぶことも、ボールと喧嘩することもできない。 ・・・いつ痛みに襲われるかわからないことを学習してしまった赤れいむには自由と余裕がなかった。 「ゆっぐ・・・ゆぅううううう・・・」 そして、何の前触れもなしに泣き出す。赤れいむAは情緒不安定になってしまったようだ。 赤れいむB 「ゆー!」 赤れいむBは殆ど鳴かなくなった。 少なくとも「ゆっくり」という言葉をあの音声が再生されたとき以外に口にすることはなくなっていた。 点火の際の痛みが「ゆっくりしていってね!」の直後に来ることを学習した結果だろう。 「ゆぅ!ゆぅ!」 しかし、それ以外の点では到って元気であった。 ボールにタックルして跳ね飛ばされたり、勢い良く滑り台から滑り降りてそのまま転がって行ったりと非常に楽しそうに遊んでいる。 表情も満面の笑みといった感じで、本当に楽しそうだ。 しかし、例の音声を再生すると・・・ 『ゆっくりしていってね!』 「ゆっきゅりちていってね!・・・ゆぎいいいいいいいい!!?」 点火される前から気が狂ったんじゃないかと思ってしまうほど怯え始めてしまった。 きっと、赤れいむBは群れの中に放り込んだら“ゆっくりできないこ”として爪弾きに遭うだろう。 赤れいむC 「ゆっくりしていってね!」 赤れいむCはその鳴き声をきっちりと習得していた。 この子の中では例の音声は美味しい餌やお菓子と結びついているのだから当然だろう。 「ゆっくり~!ゆっくり~!」 が、その元気さのわりには動きは非常に慎重で、あまり跳ねることをしない。 恐らく赤れいむAと同じように、いつやってくるか分からない痛みに警戒しているのだろう。 「ゆっくりしていってね!」 元気良く鳴きながら自分より一回りだけ大きいボールに頬ずりして遊んでいる。 もちろんどんなに元気な声を出していても跳ね回ったりする様子は一切見せない。 「ゆっくり!ゆっくち!」 それでもこんな風に元気でいられるのは「ゆっくりしていってね!」という言葉を心の支えにしているからだろうか? もっともそれはある種の信仰に近いものであり、そんな高度な精神活動をゆっくりがするのかは少々疑わしいところだが。 そんなことを考えながら音声を再生した。 『ゆっくりしていってね!』 「ゆっくりしていってね!・・・ゆう~♪」 赤れいむCはその言葉が聞こえた瞬間、本当に嬉しそうに飛び跳ねた。 赤れいむD 赤れいむDには少し変わった変化が見られた。 「ゆっくりしていってね!」という鳴き声をきちんと習得したという点は赤れいむCと変わらない。 しかし、その言葉を聞かされた時の反応が全く違っていた。 『ゆっくりしていってね!』という音声を聞かされた赤れいむDはその場でじっと固まって動かなくなる。 そして点火された場合、その直前にしていた行為をあまりしないようになる。 逆に餌を与えられた場合にはその直前にしていた行動を積極的に行うようになった。 つまり、音声を自分自身に注意を促すものとして認識したが、餌とも痛みとも結びつかなかったということだ。 そして点火された場合は自分が悪いことをしたから痛い目にあっていると考え、餌を与えられたときには良いことをしたと考えているらしい。 だから、あまり美味しくない餌を吐き捨てたときにあの音声を再生してみた。 『ゆっくりしていってね!』 「ゆっくりしていってね!・・・ゆ!」 その表情にはゆっくりらしからぬに緊張感があった。 3秒ほど様子を伺ってから、お仕置きの意味合いも兼ねて点火する。 「ゆぎゅううううううううううううう!ゆううううううううう!」 しばし苦しそうに転げまわるが散々味わって来た痛みであり、実験開始時よりは大分大きくなっていることもあってすぐに立ち直ると、むしゃむしゃとさっき吐き捨てた餌を食べ始めた。 【追加実験】 実験で使用した4匹を母親のいるケージに放り込んでみました。 「ゆ!れいむのあかちゃん!ゆっっくりしていってね!」 母れいむは1週間経ってなお赤れいむたちのことを気にかけていたらしく、非常に嬉しそうに挨拶をした。 「ゆっくちちちぇっちぇね!」 一度たりともその挨拶を聞いたことのない赤れいむAは舌足らずながらも本能に従って元気良く返事した。 「ゆっくちしていってね!・・・ゆぎいいいいいいいいいいいいいい!」 赤れいむBは母れいむから遠ざかり、ケージの隅で震えていた。 「ゆっくりしていってね!・・・ゆううう~!むしゃ!」 赤れいむCは満面の笑みを浮かべて母れいむに噛み付いた。 「ゆっくりしていってね!・・・ゆ!」 赤れいむDはキリッとした表情で固まっていた。 とりあえず、全員の内蔵ライターを点火しておいた。 【報告】 赤れいむDを見る限り、最も人間に従順なペットとしてゆっくりを調教するためにはとにかく痛めつけることが重要だと言えるでしょう。 ---あとがき--- この実験は点火なしで餌だけを与えて条件付けを試みないとあんまり意味がありません。 あと、特定の行動をしたときにだけ点火する形での悪戯に対する条件付けも行わないと意味がありません。 まあ、ノリだけで考えたアホ実験なので細かいところは気にしないでください。 byゆっくりボールマン このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/1857.html
♪引っこ抜か~れて~あなただけに~付いて~行く~ ♪今日も~運ぶ~戦う~増える~そして食べ~られる~ 『ピクミンでのゆっくりの倒し方』 ピクミンとは弱い生き物で、一匹で放って置くとあっという間に他の生物に食べられてしまいます。 その生物とはゆっくりも別ではありません。 しかも、ピクミンは味が良いらしく、(いれば)好んで食すそうです。 そんなゆっくりという生き物に負けないための秘訣をお教えします。 赤ゆっくり 赤ゆっくりは弱い生き物で、自分のパンチを何発か食らわせても撲殺することができます。 ピクミンで撲殺する場合はさらに簡単です。 赤ゆっくりに向かってピクミンを3~6匹投げればゆっくりの死骸を運ばせる事が出来るでしょう。 更に、もっと簡単に赤ゆっくりを殺す方法もあります。 赤ゆっくりの背中にピクミンを一匹投げつけるのです。すると――― 「ゆぴぃっ!」 という悲鳴を上げて死んでしまいます。 紫ピクミンならなおさら効果大です。 これは、赤ゆっくりの背中にゆっくりの核があるとか諸説ありますが、はっきりとした理由は分かっていません。 白ピクミンを食べさせて倒す方法もありますが、はっきりいって白ピクミンの無駄使いです。 これは全ての赤ゆっくりに当てはまる方法ですので、 とりあえず赤ゆっくりを見かけたら背中にピクミンを投げておきましょう。 子ゆっくり 赤ゆっくりが少し大きくなるとこれになります。 しかし、ただ赤ゆっくりが耐久力を身に付け大きくなっただけなので、 大量のピクミンを纏わり付かせれば一瞬で葬り去れるでしょう。 紫ピクミンをマシンガンのように投げつけるのも良いです。 また、耐久力は種によってバラつきがあり、ゆっくりぱちゅりーが一番脆いです。 「ゆぎゅぅ…もっとゆっくりしたかったよぉ…」 親ゆっくりれいむ 大抵は赤ゆっくりの側にいます。 親ゆっくりれいむは身体も大きく、耐久力もなかなか高いので、やっかいな相手です。 が、始めは大抵眠っています。きっと日向ぼっこしてたんでしょうね。 こちらから手を出さない限り、親ゆっくりれいむが目覚める事はありません。 しかし、赤ゆっくりをのんびり殴っていると、赤ゆっくりが高い声で泣き出し、目覚めてしまう事があります。 こういう場合はまだ完全に起き切ってないうちに遠くへ逃げた方がいいでしょう。転がって押しつぶされると甚大な被害を受けます。 また、転がったり跳ねたりして押しつぶそうとするときは、こちらとゆっくりの距離が離れている時だけで、 近くにいる場合は、近くのピクミンをゆっくり食べていきます。 一度に食べられるピクミンは一匹だけなので、被害はそれほど大きくならないと思われます。 親ゆっくりれいむは、寝ている間に後ろに回りこんでピクミンを大量投げつける方法が良いでしょう。 耐久力が高いので、投げつけるピクミンは紫か赤がいいでしょう。 特に紫ピクミンは気絶させる効果も期待できます。 いくらか投げつけると振り払おうとしますが、 「どぼじでごんなごとずるのおおおお!!!?」 と泣き叫んだときは戦意喪失しています。今のうちに、やっちまいましょう。 また、毒には弱いのか、白ピクミン一匹食べさせるだけで毒殺も可能です。 オニヨンに運び込めば結構な量の種を吐きますので、ピクミンを増やす時にも活用しましょう。 親ゆっくりまりさ まりさ種は、帽子があるために耐久力が高く、更に目覚めやすく ピクミンを結構なスピードで食べてしまうので、とても厄介な相手です。 しかし、こんな時に役立つのが紫ピクミンです。 紫ピクミンを寝ている親ゆっくりまりさの後ろから飛距離が掴めたらマシンガンのように投げましょう。 そして気絶したら残りのピクミンで囲んではい、終了。 気絶しなくて戦意喪失しても、ピクミンを投げる手を休ませてはいけません。 心の中では報復を考えているからです。 「死にたくなければおれの質問に答えるんだ」 「わ…わかったよ!!!なんでもいうからはやくたすけてね!!!」 「おまえなんか勘違いしてるんじゃないのか?ほら、言わないとこいつぶつけるぞ」 「ゆぎゅっ!?わ…わかったよ!!なんでもきいてね!!」 「お宝はどこにある?で、下へ降りる穴はどこだ?」 「ゆ…おたからはそのじめんをほったところにあるよ!!!し、したにおりるあなはそこをみぎにまがったところだよ!!!」 「そうか」 「ちょ…な、なにをしてるの…はやくまりさをたすけ…えっ!? そ…そんな!!やくそくがちがうよ!!」 「お前は約束を一度でも守った事があるのか?一度でも命乞いをしているゆっくりを助けた事があるのか?」ピキョーン 「そ…そんな、たすけて…まりさはし…しにたくない…しにたく…ばぼえっ!!!」 紫がいないならゲキニガやゲキカラ等を活用しましょう。 ゆっくりありす ゆっくりありすは他のゆっくりと違い、自分の子供のゆっくりを引き連れてエリアを移動しています。 そして出会ったピクミンを食い、出会ったゆっくりを強姦するというゆっくりには珍しい徘徊型のゆっくりです。 本人達にとってはこれが『とかいはのかり』だそうです。 都会派って狩りなんてするんでしょうか。 それはともかく、後ろに回りこむのはかなり難しいです。 ここで役立つのがゲキニガスプレー。 これを使えばありすを固める事ができますので、そのうちに木っ端微塵にしてしまいましょう。 また、普通に倒しても抜け目が無いのか、徐々に体力を回復してしまうので、 倒したらすぐにオニヨンなりポッドなりに運びましょう。 後ろに連れていた子ゆっくりありす?集団で撲殺してしまいましょう。 ゆっくりぱちゅりー 病弱のためか基本的に寝ている事が多く、子ゆっくりも大人しい性質なので、無理に倒す必要はありません。 が、ピクミンを増やしたいときや、金を稼ぎたいときには潰してしまってもいいでしょう。 ゆっくりぱちゅりーは基本的に脆く、集団でボコればすぐに倒せます。 「むぎゅうううんんん!!!」←断末魔 しかし、変に知識を衝けたゆっくりぱちゅりーは、ピクミンの苦手な属性の場所に逃げ込んだりするので厄介です。 そんな時はリーダー自ら出向いて殴ってしまいましょう。 気が向いたら続く by GIOGIO 現在ドロワのネタ考察中…ところでドロワのネタってどこにうpすればいいんだろう? このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri/pages/556.html
各キャラ紹介文 プチゆっくり ここは ちいさな かわいらしい プチゆっくり たち を ほかんする ページ すれを やさしく いたわる しょうえね せっけい だよ! ゆっくり かわいがってあげてね!!! _人人人人人人人人人人_ _,,_ > ゆっくりしていってね! < -'' \ ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄ | ;ノ´∨\_,. -‐ァ _ __ _,.!イ,.ヘーァ'ニハ'ヽ、ヘ,_7 r , -`―'- 、イ、 . rー''7コ|_,‐"リ´V、!__ハ イi イ人ルレ ン、 !イ´,'イ ノヒソ _ ヒンY.i ! /ヒン__ ヒン)| i、| ( ,ハ" ヽノ ノ人 (" ヽノ " []ノ i ,)、 .ヘ,、)― ‐'´''レヽ ー―――'レル' _,,_ -'' \ | ;ノ´∨\_,. -‐ァ _ __ _,.!イ,.ヘーァ'ニハ'ヽ、ヘ,_7 r , -`―'- 、イ、ノ rー''7コ|_,‐"リ´V、!__ハ イi イ人ルレ ン、!イ´,'イ ノr=- r=ァY.i ! /r=- r=ァ | i、| これで満足か? ( ,ハ" ー=‐' "ノ人 (" ー=‐' "[]ノ i ,)、 .ヘ,、)― ‐'´''レヽ `ー―――'レル' +プ.プチゆっくり1 プ.プチゆっくり1 ■プチゆっくり ■おお、こわいこわい ■いっしょに泣くプチゆっくり ■プチゆっくりのむーしゃ♪むーしゃ♪しあわせー!! ■ぷち霊夢とタイ焼き ■就寝 ■泣く ■怒る ■笑顔 ■ウインク ■キモんげ ■みんなで就寝 ■みんなのふれあい ■なめなめ ■KEEP OUT ■プチゆっくりとタイ焼き ■横取り ■横取り その2 ■横取り その3 ■グレたプチゆっくり霊夢 ■レミリアとプチゆっくり ■2段ゆっくり ■プチアリス ■ヲタ ■プチプリズムリバー三姉妹 ■三原則 ■愛娘 ■特訓 +チ.プチゆっくり2 チ.プチゆっくり2 ■縮小版 ■縮小版ブラック ■ミニ ■プチ秋姉妹 ■ミニキャラ姉妹 ■MT姉妹 ■マッスル・トレーサー ■プチゆっくりVSにちょり ■新・クリーチャー ■プチ鈴木山蝶子 ■プチリリー ■プチレミリア ■柱の男 ■Myぶーむ ■八頭身 ■ゲラゲラゲラ ■どんな気持ち? ■小尻 ■箕条晶 ■縮小版お燐&お空 +ゆ.プチゆっくり3 ゆ.プチゆっくり3 ■ペルソナ3 ■饅頭ライダー ■やわらか戦車 ■エビフライ ■スイーツ ■合体 ■いっぱい食べて大きくなりました ■車の代わり ■静葉舗装 ■草むしり ■ぃゃゃゎ(ボコスレより) ■スザク ■ルルーシュ ■月光蝶 ■プチパチュリー ■ハト帽子 ■静葉逮捕 ■縮小版みすちー ■一緒にお菓子を食べませんか? ■アンパンマン ■聖剣伝説 ■車のオモチャ ■餅!? ■ロックマン ■ミニ姉妹でゲラゲラゲラ +っ.プチゆっくり4 っ.プチゆっくり4 ■ちび橙にデレデレな藍しゃま ■プチルーミア ■お断りします ■媚びるプチ秋姉妹 ■プチみすちー ■プチ橙 ■ドス黒い感情 ■マトリックス ■魔理沙の独占 ■弾幕はパワー ■うるさい黙れ ■パン ■ののワさん ■首輪付き ■松岡修造 ■ょぅι゛ょ(全部小文字で会話するスレ) ■0080 ■全員集合 ■ちびゆっくり ■プチリグル ■チョコボみすちー ■アーマード・コア ■北斗の拳 ■グスタフVSトキ ■クリスマス ■プチヤマメ ■捕まった宇宙人 ■八頭身風 +く.プチゆっくり5 く.プチゆっくり5 ■おうちができたよ!!! ■ゆっくり育ってね!!!○グロウアップ ■行け!我が眷族達 ■ちびゆっくりのごはんとり ■ヴィクセン ■フォックスアイ ■ゆっくり魔理沙と霊夢 ■昇龍拳 ■チャーハンつくるよ! ■土曜夜の龍魚の怒り ■穣子とネタ帳 ■プチゆっくりプレゼント ■ミニ着ぐるみさくや ■プチ大ちゃん ■プチリリー ■プチ映姫 ■キャプ翼体型閻魔○こう見えた ■プチ小町 ■プチ映姫とプチ小町 ■プチパルスィ ■プチ萃香とプチ勇儀 ■プチ綿月姉妹 ■プチ秋姉妹とプチ綿月姉妹 +り.プチゆっくり6 り.プチゆっくり6 ■縮小版咲夜さん ■さいたま ■プチきめぇ丸 ■プチ咲夜 ■幽香さんと天子 ■プチお空とお燐 ■プチ古明地姉妹 ■プチさとり一家 ■東方風神録セット ■東方地霊殿セット ■東方永夜抄セット ■東方緋想天セット ■静HARD ■プチ神奈子 ■プチ諏訪子 ■縮小したら許されるとでも思ったか? ■ソッコーマン ■プチパチュリー ■プチ荒ぶるグリコのポーズ ■プチ荒ぶる秋のポーズ ■穣子が拡声器 ■ケロケロスワッチ ■プチ藍 ■温泉プチルーミア +も.プチゆっくり7 も.プチゆっくり7 ■フィーバータイム終了のお知らせ ■プチナズーリン ■プチ小傘 ■プチ一輪&雲山 ■プチブロントさん完全版 ■うまか姉妹 ■プチ幽々子 ■プチヨコサクさん ■どどんまい ■格の違い ■イモウマ状態 ■プチ白蓮 ■プチ寅丸 ■プチ村紗 ■プチぬえ ■東方星蓮船セット ■プラモデル ■流石の私もそれは引くわ ■ミニミニ魔理沙 ■AA表示環境チェック +ゆ.プチゆっくり8 ゆ.プチゆっくり8 ■ミニミニ魔理沙とミニミニ霊夢 ■霊夢の私服 ■体育座り ■星空 ■ダブル魔理沙でゲラゲラゲラ ■可動船長ムラサ ■落ち着け永江 ■雨宿り ■ごろ寝 ■溢れ出る親父臭 ■扇風機 ■Ex静葉 ■タクシー ■ちいさなてるよ ■ゲラゲラ穣子 ■サッカー ■モンスターエンジン ■たわしずはストラップ ■というお話だったのサ ■ドラグノフ ■自動的にHARDする銅像 ■タモリア ■秋魔超神 ■支援ジャー ■プチ三妖精 ■さよなら三月また来てサニー ■ゆったり ■こいし・てるよ ■でかピース ■卓上妖夢 ■お座りうつほ ■立ち上がりうつほ ■諏訪子熟考 ■プチリリーとごじゃえもん帽 各キャラ紹介文 プチゆっくり